NIMH Bipolar Disorder Booklets -双極性障害クライエント用小冊子- (7)

NIMH Bipolar Disorder Bookletsの7回目です。

NIMH Bipolar Disorder Booklets (本家サイト, PDF)

児童・思春期にも双極性障害はありますか?

児童・思春期にも双極性障害は起こる可能性があります。両親がこの病気を持ってい場合、より起こりやすいことがわかっています。

それぞれのエピソードがはっきりと分かりやすい大人の双極性障害と異なり、児童・思春期の双極性障害では、一日の内で何回もうつ病と躁病を繰り返すような、非常に早い気分のスイングが見られることがあります6)。児童の躁病では、過剰にハッピーになったり機嫌が良くなるというよりも、イライラしたり、暴力的なかんしゃくを起こしやすいことが分かっています。また、混合性症状も若い双極性障害では比較的良く見られます。思春期も後期になり、病気も経過を重ねてくると、より典型的な大人のエピソードや症状を示すようになります。

児童・思春期の双極性障害では、この年代に起こってくるその他の様々な問題を同時に抱えていることがあります。例えば、イライラやアグレッシブさなどは双極性障害の症状でもありますが、同時に注意欠陥多動性障害(ADHD)や行為障害、反抗挑戦性障害、さらには大人でよく見られるような大うつ病性障害や統合失調症などの、ほかの精神疾患の症状でもあります。薬物乱用もそういった症状のひとつです。

しかしながら、どういった病気であれ適切な治療は適切な診断から始まります。情動や行動上の症状を持つ児童・思春期の子供たちは、精神保健の専門家による注意深い評価が必要です。また、自殺を考えている、自殺のことを話す、自殺を試みる児童・思春期の子供たちは、周囲が重大なことであるととらえ、精神保健の専門家の援助を直ちに受けるようにしてください。

*注意

もともとパブリックドメインで公開されている内容ですので、ご自由に利用していただいてかまいませんが、つたない翻訳ですし、翻訳の正確性は保証できませんので、そのあたりをご理解のうえでご使用ください。

タグ : 双極性障害 NIMH Booklets

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