職業別自殺のパターン:イングランドおよびウェールズ2001-2005

今回のエントリーは非常に興味深い内容ですが、残念ながら私の環境では全文が手に入りませんでしたのでアブストラクトからの紹介になります。興味をもたれた方は全文にあたってみてください。

Patterns of suicide by occupation in England and Wales: 2001?2005
The British Journal of Psychiatry (2008) 193: 73-76. doi: 10.1192/bjp.bp.107.040550

自殺率は職業によって異なる事が分かっています。この論文は、英国イングランドおよびウェールズの2001-2005死亡統計から得たデータを解析しています。

上記統計より、20-64歳の成人の死因別死亡割合(PMR:proportional mortality rate)および標準化死亡比(SMR:standaradized mortality ratio)を職業別に算出しました。

男性では建設作業員、プラントおよび機械作業員で、最も多くの自殺者数を認めました。また、医療従事者(PMR=164)および農業従事者(PMR=133)で、もっとも高いPMRを認めました。女性では、管理職と秘書で最も多くの自殺者数を認め、PMRが高かったのは、医療従事者(PMR=232)およびスポーツ・フィットネス従事者(PMR=244)でした。

コメント

PMRとは、このサイトによると「ある特定の死因による死亡数が全死亡数に占める割合である。」との事です。当然、各職業人口が異なりますから、職業別の自殺割合を較べるにはPMRが適当かと思います。男性・女性ともに医療従事者で自殺の割合が高いと言うのは正直ショックですね。まあ、昔から言われていた事ではありますが、、、。イギリスといえば、医療崩壊超先進国として有名ですが、その辺も影響しているのでしょうか?

タグ : 自殺

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